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2019

ギャップ萌え

佐野川谷くんから、岩手が生んだスピードスター、と紹介を受けました、1回生マネージャーの村田万里子です。佐野川谷くんがどうしてこういう紹介文を書いたのか意図がわからず、非常に困惑しています。というのも、私は神戸出身で岩手には縁もゆかりもありませんし、足の遅さは折り紙付きです。岩手のことは、釜石鵜住居復興スタジアムや三陸鉄道ぐらいしか知りません。彼はおもろジェントルを目指しているはずですが、笑いに疎いマネージャーにネタ(?)を回収させるとは、まだまだあまちゃんですね。じぇじぇじぇ。

さてさて、初めてのブログは、ありきたりですが、私がマネージャーになるまでの経緯を書きます。

先日ラグビーW杯が大盛況のうち閉幕しましたが、昨年の秋にもW杯開催まで残り1年ということで、日本代表の試合が多く組まれていました。私は今まで「昨秋に日本代表の試合をたまたまテレビで見て、ラグビーにはまった」と説明してきましたが、これは半分嘘です。本当のことを言うと、元々割とラグビーに関心のあった母親が、ある日塾から帰ってきた私に「NHKの『グッと!スポーツ』でラグビー日本代表が特集されてたんだけど、面白かったから見ない?」と言ったことがきっかけです。受験勉強に疲れていた私は誘惑に負けて、ついつい見てしまいました。そこで、日本代表のニュースター(ジャッカルで有名になりましたね!!)姫野和樹選手(姫ちゃん)が、筋肉隆々でめちゃくちゃかっこいいのに、子どもが好きすぎて幼稚園ではしゃぎまくる姿に「ギャップ萌え」をしてしまいました。それから、私は日本代表の試合を欠かさず見るようになり、息抜きにYouTubeで姫野選手の動画を見たり、11月の高校のユニバ遠足のあとに、ひとりで無人の花園ラグビー場に直行してみたりと、着実にラグビー愛を育んでいったという訳です。

こう書くと、全く勉強に身が入っていなかったように思うかもしれませんが、ラグビー好きになって受験で得をしたこともあります。それは、江戸幕府の将軍を暗記することです。センター試験が目前に迫っているというのに、「家」が付く名前ばかりの徳川将軍を全然覚えられない!とパニックに陥る中、私は突然ラグビーのフィフティーンと15代にわたる徳川将軍の「15の共通点」に気が付きました。そこで意気揚々とA4用紙2枚にラガーシャツのイラストを15個描いて、1番から順番に家康、秀忠、家光、…と書き込み、さらにフランカーやスクラムハーフなどのポジション名もそこに付け加えました。仕上げに、葵の御紋にTOKUGAWA BLOSSOMSと書き込んで、晴れて徳川将軍15代とラグビーのポジション名はバッチリになりました!ちなみに「暴れん坊将軍」こと8代将軍吉宗がNo.8のイメージにあっているのが気に入っています。

そんなこんなで無事合格し、経緯は忘れましたが、4月までは準硬式野球部のマネージャーになるつもりでした。しかし、4月2日の健康診断の日に、他のサークルに紛れてひと際大きな体格のお兄さん数名が、可愛い絵柄の入った黄色のお揃いのTシャツをピチピチに着て、異様(?)な雰囲気で時計台横でビラ配りをしている前を迂闊にも通ってしまいました。黙って通り過ぎるつもりでしたが、唐突に「君、ラグビー興味ない!?!?」と声をかけられた私は、初めてちゃんとラガーマンを見た嬉しさと声をかけられた驚きで、つまりは「ギャップ萌え」で、「はい」と答えてしまいました。そこで公式LINEを登録して、新歓用テントでしっかり説明も受けました。その日のうちに「きっと私はラグビー部に入る運命にあるんだろうなあ」と思い、そして4月7日に入部宣言したのは言うまででもありません。

「理由はギャップ萌えなんかい」と読者の皆さんからのお叱りの声が聞こえてきそうですが、何度過去に戻っても、結局私はラグビー部に入部すると思います。大好きなラグビーに携われていること、組織の中のひとりの人間として、役割を与えられ、成長できることは体育会ラグビー部のマネージャーの魅力で素敵なところだなあと日々感じています。選手と一緒にチームビルディングをするのが4年間通しての私の目標なので必ず実現します!

いい話にまとめましたが、たかがギャップ萌え、されどギャップ萌えです。姫ちゃん、あの可愛い新歓Tシャツをデザインした人、ビラロードで私に声を掛けてくれた先輩に感謝しています。

次のブログは、煮物が得意で、スマホを紛失しがちな、同期の酒井春野です。ちなみに彼女こそがマネージャーのスピードスターで、そのフォームは日本代表の韋駄天、福岡堅樹選手に似ていると、私はひそかに思っています。

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