石塚から紹介を受けた増量のスペシャリスト一回生垣内鴻希です。
正直、何を書こうか全く決まっていなかったのですが、ちょうど自分の増量について紹介されたので、今回は、高校時代に体重増加を経てWTBからPRになった自分が、増量のために意識していたことについて書こうと思います。
高校入学時は63kgでしたが、最終的には95kgまで増量しました。今回はその過程で意識していたことを紹介します。
まず最初に変えたのは、朝食をしっかりと食べるということです。
それまでは、朝食を抜くことも多く、食べたとしてもバナナ一本や小さなヨーグルトだけで済ませていました。しかし、ご飯とタンパク質をきちんと取るように意識するだけで、体重はすぐに70kg台に乗りました。
次に壁にぶつかったのが80kgです。
この時に実践したのが、高校の先輩であり、現在O大学ラグビー部キャプテンのN先輩に教えてもらった方法でした。それが、「夜ご飯を食べる前と、食べた後で体重を2kg増やす」というものでした。
今考えると、この方法は相当脳筋で、水分量ひとつで結果が変わる点など、突っ込みどころは多いのですが、そのあたりは黙っておきましょう。
正直かなりきつかったですが、結果的にこの方法で80kgの壁は越えることができました。
しかし、85kg付近で再び停滞します。この時、自分は増量には限界を超えることが必要だと本気で考えていました。ではその「限界」とは何かと自分なりに考えた結果、なぜか「吐くこと」だという結論に至ります。
それ以降、家でご飯を食べる朝と夜は、吐きそうな気持ちになるまで食べることを続けていました。
これが完全に失敗でした。吐く寸前で止めるのは想像以上に難しく、結果的に吐くまで食べるいことが増え、胃を壊しました。体重は減り、朝から吐き気が止まらず、遅刻する日も増えていきました。
さすがにこれはまずいと思い、一回に大量に食べるのではなく、小分けにして食べることを意識するようにしました。
すると体調も戻り、最終的に体重は95kgまで増加。結果的には、遠回りしながらも目標には辿り着いた、という話です。
めでたしめでたし。
次は1回生随一のガキである石塚と初対面は話が噛み合わなかった梓ちゃんです。

