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こんにちは、4回生マネージャーの村田です。
皆さんご存じの通り、最近ブログの更新頻度がとても高いです。ブログの空白期を埋めるために更新するつもりだったマネ日記を書く必要性がないぐらいです。私はああいう勢いに任せて書いたようなおもしろい話が三度の飯より好きなので、いつもホームページをスクロールして更新を待っています。
さて、今回は京大ラグビー部を目指す受験生も楽しめる内容かと思います。
本日のテーマは部車について。京大ラグビー部と部車文化は切っても切り離せない関係だと思うのですが、なかなかこの醍醐味を部外の人に伝えるのって難しいですね。頑張って書きます。
「部車」とは書いて字の通り、ラグビー部で保有している自動車のことです。現在はノア、ヴォクシー、ステップワゴン、フィットの4台が稼働中です(その他、個人で所有している車が何台かあります)。今よりもっと小さな車に大男たちとすし詰めになって乗っていた時代のことを考えると、この数年で随分部車環境が良くなりました。御の字です。そして、部車の運転は「部車係」と呼ばれる部員が交代で務めてくれています。またしても御の字。
基本的にラグビー部員たちは、吉田キャンパスと練習場所の宇治グラウンドの間を部車かバイクに乗って移動しています。部車に乗る人は、平日は4限後に正門前に集合する決まりになっているのですが、その時間の正門前は構内を移動する京大生でごった返しています。しかし、周囲よりも一回り体のサイズが大きいか、若干季節感の違う服を着て自転車に乗っている人が現れたら、それは十中八九でうちの部員でしょう。
部車で走る道はかなり難易度が高いと思います(運転したことないけど)。京大正門を出発し、京都市動物園のフラミンゴをフェンス越しに眺め、紅葉で有名な蹴上に溢れるカップルを横目に見つつ山科まで道なりに進みます。外環三条を南下し、いつか行ってみたいメガドンキを通り過ぎると、ここから一気に道が細くなります。醍醐寺の前を通る曲がり道を慎重に通り抜けるとグラウンドまではもう間もなく。到着間際に見える夕焼けが絶景です。
正直、行きの車内は静かなことが多いです。寝るか、課題をするか、スマホをいじるか。勿論たわいもないお喋りを楽しむこともありますが、いつもハイテンションで喋っているのは”Aくん”ぐらいです。その代わり、帰りの車内は部活が終わった開放感からか会話が盛り上がることが多く、私はその時間がとても好きです。それこそ、後輩たちの”怠惰”な話を聞いたり、良い相槌とは何かという話をしたりしています(ブログ読者だったら何の話かわかりますよね)。
私は常に部車に乗っている唯一の4回生なので、同乗するのは後輩ばかりです。自分が運転する訳ではないことも相俟って、気楽に、何も考えず、喋りたいように喋っています。そのときは脳の3パーセントしか使っていない自信があります。ストレスの多い現代人にとって適当に喋ることはとても大切です。
入部当初は部車に乗る子が多いものの、バイクの免許を取って徐々に部車を卒業していく傾向にあります。そんな中、部車仲間である一つ下のHくんは、最上級生にもなってフリーライドしている私の座を虎視眈々と狙っているようです。私も運転したいとは思っているんだよ。免許は持っていますが、まだ公道で二回しか走っていません。ペーパー街道まっしぐら。
≪最近、部車に乗って知ったこと≫
・3回生のAくんとNくんが運転席と助手席に並んだときの貫禄。否めない軽トラ男二人旅感。
・ブルーノマーズの良さ。
・スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語。
他にも「バッテリーが上がったと思ったら勘違いだった」事件や「信号待ちで横断歩道を全部塞いじゃった」事件など、あんなことこんなことがありますが、日々安全に気を付けて楽しい部車ライフを送っています。
車が好きな人もぜひラグビー部に来てください。オフの日は部車を借りて遊びに行くことも多いです。運転技術はどんな大学生よりも磨かれるはずですよ。
いつもの車内のノリでゆるゆるに書いてしまいました。それではまたお会いしましょう。 sta bain!