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2022

加清渓太(本物)

中武から紹介された松井です。Japanジャージは新品同様なので欲しい方がいたら定価の6割ぐらいで売るのでお声掛けください。



先輩の加清さんは物知りで、よく僕に様々なことを教えてくれます。今回はそのことについて話そうと思います。


むかしむかしおばあちゃんのお見舞いに行くために車で送ってもらっていた時のこと。


「人の大腿骨はコンクリートより硬いねん。」

「色素が薄い白人の目で黒髪をみるとパープルにみえるねん。」

などいつも通り知らないことを教えてくれる。やっぱり加清さんはすごいなぁと感心していると、カーラジオから虎舞竜のロードが流れる。

「なんだよ、また一章か。ほんとは13章までやったけど今は15章まで出てるロード。俺は7章あたりが好きやねん。最新の15章はMay.jとデュエットしてんねんけどそれは幼稚だって!ちなみに12バージョンある「愛のメモリー」やったらシングル「愛と復讐の嵐」が好きやわ。」と、かさ増しされた楽曲について教えてくれた。

また、

「今日は天気ええな。なんで空が青いか知っとるか?青い方がきれいやろ。」

「この道がもっと長いこと続いてて右左折せんでよかったらええなぁ。」

と言った具合に絶妙に名言を言おうとして失敗してる愛おしさも彼にはある。

ふと顔を上げると加清さんが野菜ジュースを飲んでいる。そういえ最近野菜とれてないなぁと思い何の気なしに

「ちゃんと野菜食べてて偉いですね。」と言うとこの一言が加清さんの逆鱗に触れてしまう。

「死ねバカ。そういう奴が大嫌いなの。野菜は美味しいから食べんの。ちゃんと野菜食えばいいって言うお前の考え方がダメなんだよ。野菜食ってりゃ偉いってお前が野菜嫌いだからそうなってんの。野菜は美味しい食べ物なんだよ。野菜は美味しい食べ物なのにお前が野菜ちゃんと食えって言うからバカなんだよ。死ねバカ。まじで死んだ方がいいよ。お前が煽ってんだよ。本当死んだ方がいい。」

時折、手を出されながらキレられた。まさかここまでキレられるとは思ってもみなかった僕は呆気に取られる。そのうち餃子屋にマスクなしで入っていくのではないかと心配になる。

なんとか機嫌を取ろうとし、彼の方を見るとふと違和感にく気付く。

「かせいさんの おみみ どうして そんなに おおきいの?」
「おまえの こえを きくためさ」
「どうして おめめが そんなに おおきいの?」
「かわいい かおを みるためさ」
「どうして おくちが おおきいの?」
「それはね……、おまえを たべるためニャーーン!」


次は、そんな加清に食べられちゃった日野坪です。


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