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2025

翔んで宮崎

えいとくんから紹介を受けました、判治孝哉です。僕の父といそかねがインスタの相互フォローとは。今の時代、どこで誰と誰が関わるか分からないものですね。応援してくれる父や家族のためにも、より一層努力して活躍したいと思います。




ということで今回は20年の人生で最も過酷な2週間(?)、宮崎での免許合宿について話そうと思います。




それは地獄のはじまりだった…。




僕たち2回生(当時は1回生)7人は2月のオフを利用して宮崎の佐土原というところに免許合宿に行った。なぜ宮崎だったか?理由は単純である。先輩たちから「宮崎の佐土原というところにはジムがホテルについている車校がある」と聞いていたからだ。僕たちラグビー部にとって、2月は貴重なオフであると同時に、新シーズンに向けて身体作りに励む大事な時期である。2週間であっても無駄にしてはいけない。そうして僕たちは免許と筋肉のどちらも得ることができる、と淡い期待と共に宮崎の地に乗り込んだのであった。



まず僕たちを待ち受けていたのは、とてつもなく過酷な日程だった。

「ここ(教習所)から皆さんが泊まっていただくホテルまでは車で40分ほどかかります。7時に朝食会場が開き、7時半には教習所までのバスが出発するので必ず30分で朝食を食べてください。」


は?シチジハンシュッパツ?チョウショクサンジュップン?

何を言っているんだ(笑)、きっと聞き間違いかなにかに違いな——聞き間違いでもなんでもなかった…。ご飯を食べていようが、そんなことお構い無しにバスは出発しようとする。普段から食べるのが遅い僕は、何とか朝ごはんを口に詰め込みバスに乗り込む毎日だった。結果として就寝10時、起床6時半という、刑務所ばりの健康生活が始まったのであった。



とは言うものの、健康な生活を送ること自体悪いことではないし、慣れればなんとかなる。何より僕たちには楽しみの筋トレがあるじゃないか。そんな気持ちでホテルのトレーニングルームに行って、目の前に広がる光景に驚愕した。


は?ツカイカタモワカラナイマシーンガサンダイアルダケ?ウゴカナイトレッドミル?

いやいや、そんなわけない(笑)、きっとなにかの見間違いに決まって——見間違いでもなんでもなかった…。無駄に広いその部屋には、ほとんど管理もされていないようなマシーンが数台あるのみ。深い絶望におそわれた僕たちは、半泣きの状態で主将のたいようさんと、筋トレリーダーのしゅんたろうくんに、筋トレがまともにできない状況であることを報告し、その日はせめてもの自重トレーニングを行った。その翌日からも何とかその場にあるマシーンで筋トレをしようと模索したが、最終的には劣化したマシーンに磯金が110kgの体重をかけ、ケーブルを切ったのを境に、僕たちはそのジムを訪れるのを辞めた。



結局、僕たちは地元のジムを契約して使い、何とか筋トレもできるようになり、長い長い2週間を乗り切った。車の教習についても様々な出来事があったが、ここに書き記すにはあまりに長くなってしまうので今回は省略しようと思う。


最後に、教習の前に常に絶望した顔の磯金と越智、教習のスケジュールがずっと同じだったえいと、学科の授業中にいびきをかくえいし、ほとんど勉強せずにずっと寝ているこうたろう、「変なプライド持ってんじゃねえ」と謎の文言を唱え続ける吉原。この6人の戦士たちがいなければ僕はあの2週間を乗り越えることは不可能だった。本当にありがとう。ぜひ彼ら6人にも免許合宿のことを聞いてみてほしい。きっとたくさんの愚痴や体験談が出てくるだろう。


p.s. ここまで書いたけど教習所の先生たちは皆面白くていい人たちばっかだったし、宮崎の街もとても素敵なところでした。ぜひ機会があればもう一度訪れたいです。




次は今シーズンからSA(Safety Assistant)デビューしたかよちゃんです!普段からテーピングの巻き方を練習したりと、いろいろな面でサポートしてくれています!


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