中村君から紹介受けました鈴木です。さほど高得点でもないし、英語マスターになるのはなかなかなかなか大変でまだマサラタウンにサヨナラできてないくらいではないでしょうか。Speakingはなおさら。
私は今も変わらず週三回左京区の食卓を守るために出勤しています。最近変わったことといえば、バナナ半額にならへんのおじさんが私に敵対心をむき出しにするようになったことです。それもそのはず、バナナを半額にするのは2週間に一度あるかないかなのに毎日通って聞いてくることに加え、バナナの悪口まで言い出したのではっきりと食い気味に「しません!」というようにしたのです。しばらく続けるとにらみを利かせてくるようになりました。やれやれです。
そんなことはさておき、バイト中私はよく考え事をしています。どうしたらみんなが体重キープできるか、フィットネスメニューどんなのがいいか、このレタスは菅平のどの畑から来たのかなど様々なことをぼーっと考えています。海外の方に英語で、口臭くならないニンニクはありますか?と聞かれてペラペラEnglishで答える妄想でもしていたら案外5時間も退屈ではないものです。
ある日バナナを並べながら、人間関係について考えたことがあります。バナナは一番下は下向きに、二段目からは上向きにフェイスがしっかり前を向くように積んでいきます。形によっては横に並べないほうがいいバナナたち、下に積んだほうがいいバナナ、上に積むべきバナナ、どこかが腐っているバナナなど様々です。ふと、人間と一緒だなぁと感じるのです。同じ人間同士なのに分かり合えないこともあれば、支えるのが得意な人、上に立つべき人、心のどこかが傷んでいる人などが存在します。そんな考え事をしていると突然
「どうしたんだい、そんなばなな顔して考え込んで」
と話しかけられました。顔を上げるとそこにはメキシコ産有機バナナがこちらを見ていました。彼はメキシコという太陽と音楽にあふれた地で化学的な肥料などを使わずしてまっすぐ大きく育ったバナナです。
「なんだ君、喋れたのか、」
しゃべったことあるのはアボカドとモヤシだけでしたので驚きはしたものの、考え事している顔を馬鹿にされたので私はうつむきながらぼそっと言いました。
「当り前さ、なんつったってバナナマンの名付け親は俺の親戚だぜ?」
「へー。バナナと人間って似てるなと考えてました。」
「そんなばなな。俺はお前らがうらやましいよ。自らの意思、行動でなにも」
「すいませーん、ニンニクってどこありますか?」
バナナの言葉が遮られリアル人間にリアルで話しかけられ、私の考え事は終了します。そんなこんなで野菜に囲まれながらてんやわんやバイトしています。
新入生の読んでくださっている皆さん、スーパーのバイトのいいところは接客が少なく負担がかからず、無心で作業できたり、考え事ができるところです。食卓を背負う勇気が皆さんにあるか、ただそれだけのことです。
次は軸を持っている人間だと感じます、頼れる敏腕マネージャーさんの橘さんです。
恋リアの考察の深さには驚きました。

