京都大学ラグビー部

A戦 20分×2(前半)

B戦 20分×2(後半)

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　　 交流試合 対 大阪大学 10:30 K.O

先蹴：京都大学 AT 大阪大学吹田キャンパスグラウンド

<メンバー>

【京都大学】

前半

1.宮田墾(M1)金沢桜丘

2.渡邊将太(3)県立浦和

3.横山ルイ(3)静岡

4.佐竹開斗(2)県立浦和

5.梅園倫太郎(2)神戸

6.高原彰吾(4)大阪桐蔭

7.朝比奈佑紀(2)神戸

8.中山脩(3)灘

9.柿本大輝(2)六甲学院

10.村上敬一朗(2)神戸

11.加清渓太(2)都立青山

12.加藤聡(4)明善

13.伏見玲於那(3)六甲学院

14.酒井寛太朗(4)東大寺学園

15.松本和樹(3)県立浦和

16.佐藤孔明(2)清真学園

17.小向拓未(2)開明

18.山田康策(5)明和

19.森本智仁(4)愛光

20.久家杏太(3)済々黌

21.宮原正重(3)灘

22.荻野晃平(3)静岡

後半

1.佐藤孔明(2)清真学園

2.鈴木歩真(1)大手前

3.山田康策(5)明和

4.森本智仁(4)愛光

5.宮崎翔一(3)長崎西

6.西山恵慈(2)都立国立

7.正岡充(3)奈良学園

8.田付浩也(2)清風

9.久家杏太(3)濟々黌

10.松本和樹(4)県立浦和

11.平井悠太(2)天王寺

12.日野坪英亮(1)静岡

13.佐野川谷知史(3)大阪星光学院

14.菊地元登(1)桐朋

15.荻野晃平(3)静岡

16.松井佑太朗(1)桃山学院

17.安川和希(3)西大和学園

18.髙嶋智哉(4)天王寺

19.?田篤生(3)甲陽学院

20.根鈴敬久(1)金蘭千里

21.中武知輝(1)宮崎西

22.野澤朋仁(1)北野

23.宮原正重(3)灘

24.堀温人(2)明和

【大阪大学】

前半

1.柏原優貴(2)千里

2.岡本卓也(2)明和

3.齋藤慶(4)膳所

4.武田直大(2)膳所

5.西岡慎太郎(4)六甲学院

6.大串一真(4)神戸

7.宮里泰伍(3)神戸

8.荒木芳直(4)神戸

9.浦惟月(2)千里

10.稲垣晋輔(3)旭野

11.末川将央(4)湘南

12.伊藤和一朗(3)北野

13.中川祐輝(4)宝塚北

14.大呂空(4)高津

15.石丸創(3)山口

16.重山竜晟(2)修猷館

後半

1.石川涼雅(3)千里

2.山中拓夢(4)四日市

3.柏原優貴(2)千里

4.中島希沙良(4)岐山

5.田中豪(1)桐朋

6.佐藤蒼士(3)長岡

7.重山竜晟(2)修猷館

8.宮里泰伍(3)神戸

9.財満健史(4)濟々黌

10.稲垣晋輔(3)旭野

11.石丸創(3)山口

12.松田佳樹(4)膳所

13.森川拓海(2)新居浜西

14.大呂空(4)高津

15.末川将央(4)湘南

16.山崎巧(2)金沢二水

17.下川奨太1)六甲学院

18.伊藤和一朗(3)北野

19.中島駿介(1)四條畷

20.藤田智(1)灘

21.池上和実(1)四條畷

<試合経過>

3分　京大　負傷交代　8.中山→17.小向

4分　京大　阪大陣 10M外左中間ラックより、9.柿本→15.松本→10.村上→12.加藤にパスが渡り、ポスト中央にトライ。[11.加清c－〇］【７ー０】

20分　京大　阪大陣　22M内左中間でターンオーバー、7.朝比奈→1.宮田→10.村上→12.加藤にパスが渡り、ポスト右にトライ。[11.加清c－〇］【１４ー０】

20分　京大　交代　3.横山→18.山田　9.柿本→20.久家　12.加藤→21.宮原　14.酒井→22.荻野

30分　京大　交代　1.宮田→16.佐藤　4.佐竹→19.森本

　 HALF TIME（ １４ー０ ）

8分　阪大　京大陣　10M外右中間京大スクラムよりターンオーバー、左にパスが渡り21がコーナー左にトライ。[91c－×］【１４ー５】

10分　京大　交代　3.山田→18.髙嶋　9.久家→22.野澤　14.菊地→24.堀

17分　京大　阪大陣　22M左京大ラインアウトよりモール形成、5.宮崎がコーナー左にトライ。[15.荻野c－〇］【２１ー５】

20分　京大　交代　1.佐藤→16.松井　2.鈴木→17.安川　4.森本→19.?田　5.宮崎→20.根鈴　10. 松本→宮原　15.荻野→14.菊地

29分　京大　阪大陣　22M内左ラックより23.宮原が持ち出しポスト左にトライ。[22.野澤c－〇］【２８ー５】

30分　京大　交代　20.根鈴→5.宮崎　7.正岡→21.中武

37分　阪大　京大陣　22M内右阪大ラインアウトよりモール形成、コーナー右 にトライ。[91c－×］【２８ー１０】　

NO SIDE （ ２８ー１０ ）

スコアラー：中上 真悠子・村田 万里子・冨田 千華

-------------------------------【コメント】-------------------------------

溝口 正人監督

九大の関西遠征にあわせて組んだ三大学の練習試合だったが、九大がコロナの影響で遠征中止となった為、阪大との練習試合（40分×2本）のみを行った。

前半をAチーム中心、後半をBチーム中心で未経験の新入生のデビュー戦を兼ね部員全員を出場させた。

前半（Aチーム）は終始敵陣で戦う安定感は出てきたものの、要所要所でハンドリングミスが出てしまい2トライに終わった。天候が悪くミスが出やすい状況であっても、これから始まるリーグ戦では、これだけミスをしてしまってはゲームの流れを失いかねない。次戦以降の改善に期待したい。

後半（Bチーム）はまだまだ経験不足からか、目の前で起こったことに対して必死で対応している感が強い。環境、ポジション、メンバー、ゲームの流れ等をしっかり把握、次に起こることを予測し、自分達のペースにもっていくには何をすればいいかを出ているプレイヤー全員が考えれるようになって欲しいと思う。

とはいえ、未経験の二人が怪我なくゲームを終えてくれたのは嬉しい限り。これから多くのことを経験して、いいプレイヤーになってくれることを期待したい。

高原 彰吾 (4回 副将 大阪桐蔭) FL

天候、相手の強み弱みに見合った試合の運び方ではなく、試合途中でそういったゲーム展開にチームをシフトさせられなかったことをゲームキャプテンとして反省しています。

今後控える重要な公式戦でも悪天候で、チームの強みである展開力が活かせないこともあるかと思います。そういう時に威力を発揮するキックを用いた闘い方、FWの馬力を磨き上げていきます。

宮崎 翔一 (3回 長崎西) LO

今日のBチームは攻撃の方針を立てることができなかったように感じました。フォワードとバックスの連携があまり見られず単発な攻撃が続きました。チャンスは何度もあったのでそこでサインなど連携しあえばより簡単にトライをとれると思いました。個人においては随所にいいプレーがあったのでそこからチャンスを広げられるように攻守の切替など意識をより高めたいです。

朝比奈 佑紀 (2回 神戸) FL

A戦でよかった点はほとんどの時間を敵陣で戦えた事です。相手に攻め込まれることはほぼなく相手を敵陣に封じ込めることができました。しかし、ずっと敵陣にいたにもかかわらずなかなかトライをとることができませんでした。雨だったこともありミスが連発してしまいました。まずボールを大事にするとこはもちろんとして、もっと雨の日なりの戦い方を考えて試合中にチームで方針を固めることができたら良かったと思います。阪大に対して京大はブレイクダウンや他の接点でも負けることはあまりなかったのでトップスピードで走り込み、一発で相手のディフェンスラインを破るようなゲインを狙うのではなく、じわじわと落ち着いてぶつかってフェイズを重ねてゲインしていくというようなアタックが選択できれば良かったと思います。また、相手の弱いところを見つけてそこをつくというようなプレーもできればよかったです。今回でいえば相手ウイングのハイパント処理が甘かったところなどです。リーグ戦では得失点差などが絡んでくる場合もあるかもしれないので大量得点できるような相手にはしっかりトライを重ねて勝てるようになりたいです。

加藤 聡 (4回 明善) CTB

春から練習している、「相手を切る動き」を今までの試合で一番発揮することができました。個人的には入部してから、A戦で初めてMOMをもらうことができて嬉しかったです。

課題としては、同じミス・ペナルティを何度も繰り返してしまったことがあると思います。リーグ戦でも悪天候での試合は必ずあると思うので、残り1ヶ月間で、そのような中での戦い方を確立していきたいです。

宮原 正重 (3回 灘) CTB

雨でハンドリングがいつもより難しい試合ではあったが、A戦後半の中で一番のトライチャンスだったシーンでパスミスをしてしまったのが今日一番記憶に残ったシーン。SOで出場したB戦でもやはり痛感したのは自分のハンドリング不足。この夏、これからさらに危機感をもって練習し、リーグ戦ではハンドリングに自信をもってプレーできるようになりたい。

菊地 元登 (1回 桐朋) WTB

今日のb戦については反省点の多い試合となりました。まずチームとしての反省点は2つで、1つ目はアタックラインにメリハリが全然なかったことです。最後の集まりで酒井さんがおっしゃっていた通り、僕を含め大半が目の前のことしか見えておらず、いざボールが回ってきても選手同士でアタックの想像図が共有されていない状態が続いてしまいました。それゆえ、ボールキャリアーはスピードなくただ目の前の敵に当たるだけといった単調なものとなり、Aのようなコート全体を使ったスピード感のあるアタックができませんでした。2つ目は反則の多さです。特にラック内での反則がおおく、その辺は審判によっても判断が若干異なるのかもしれませんが、試合途中でもう少し全体で意識しなおせば反則でアタックのリズムを崩す事もなかったのかと思いました。個人としての反省点は、外側の選手としてアタックの際どう攻めるかを考え、内側にそれを伝えるということができなかったことです。これは練習でもよく言われていることで、試合にあたっても意識していたはずでした。しかし天候によってラインがいつもより縮まったり、スピードがなかったり、ミスでリズムを崩したりとなかなかアタックでゲインが切れず停滞が多く、自分自身どう指示を出せばその改善すべき点が伝わってどうアタックすればいい流れができるかというのが分からず、いまいち声にすることができませんでした。反省点ばかりでしたが、アタックでもディフェンスでも内側の選手が外の声を聞いてくれるようになったことや、キックの後のディフェンスの開きといった以前の練習で課題だったものが改善されつつあるので今回出た課題もしっかり共有し、次に繋げたいと思います。

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1か月ぶりの対外試合を戦いました。雨天という難しい条件下での試合でしたが、ひとまず勝ち切れたことはとてもよかったと思います。しかし選手のコメントにあるように多くの反省点が見つかったので、チーム全体で普段の練習から意識して練習していきます。来月に迫ったリーグ戦に向けて、怪我無く、悔いのない準備ができるように頑張ります。

MG 村田 万里子