京都大学ラグビー部

[試合結果]-----------------------------------------------------

2021/11/14(日)

　　 定期戦 対 同志社大学 14:00 K.O

先蹴：同志社大学 AT 同志社大学京田辺キャンパスラグビー場

＜試合結果＞

京都大学 ０－ ３８　同志社大学

前/後 前/後

0/0 T 1/5

0/0 G 0/4

0/0 PG 0/0

0/0 DG 0/0

0/0 計 5/33

4/5 P 6/1

0/0 F 0/0

<メンバー>

【京都大学】

1.和氣宏典(3)東海

2.渡邊将太(3)県立浦和

3.山田康策(5)明和

4.佐竹開斗(3)県立浦和

5.森本智仁(4)愛光

6.高原彰吾(4)大阪桐蔭

7.笹井亮志(3)膳所

8.中山脩(3)灘

9.野澤朋仁(1)北野

10.久家杏太(3)済々黌

11.荻野晃平(3)静岡

12.宮原正重(3)灘

13.水野武(4)西大和学園

14.加清渓太(2)都立青山

15.松本和樹(4)県立浦和

16.小向拓未(2)開明

17.宮田墾(M1)金沢桜丘

18.佐藤孔明(2)清真学園

19.梅園倫太郎(2)神戸

20.西田樹(4)北野

21.西山恵慈(2)都立国立

22.信原壮馬(2)高津

23.大鶴健(1)灘

24.加藤聡(4)明善

25.伏見玲於那(3)六甲学院

【同志社大学】

1.小林優斗(4)早稲田摂陵

2.鈴木優輔(4)磐城

3.舘本覚(4)同志社

4.池内琢人(4)同志社

5.木下竜(4)東福岡

6.山口龍慶(4)小倉

7.栃岡昴輝(4)同志社

8.杉野優太(4)桐蔭学園

9.本山永士(4)長崎北陽台

10.東野圭弥(4)同志社香里

11.鈴村悠(4)洛北

12.赤津駿(4)つくば秀英

13.松村諄樹(4)同志社

14.坂本空夏(4)同志社

15.西村高雅(4)東海大

16.大山卓真(2)報徳学園

17.上野聡大(1)常翔学園

18.石井智己(2)同志社香里

19.秦隆太(3)大阪桐蔭

20.平本宏基(3)同志社

21.永住健琉(1)東福岡

22.平井孝虎(2)同志社

23.三浦幹太(4)名古屋

24.金谷萌凪(4)同志社香里

25.石井佑哉(4)同志社香里

<試合経過>

20分　同志社　京大陣　22M内右同志社ラインアウトより左に展開、9→10→13→10→15→11にパスが渡り、コーナー左にトライ。[14c-×]【０－５】

　 HALF TIME（ ０ー５ ）

6分　同志社　京大陣　22M外左中間同志社スクラムより右に展開、ゴール前21→12にパスが渡り、コーナー右にトライ。[23c-×]【０－１０】

14分　同志社　京大陣　22M外中央ラックより21→18→9→13にパスが渡り、ディフェンスを抜いてポスト中央にトライ。[23c-〇]【０－１７】

15分　京大　交代　3.山田→18.佐藤　

15分～19分　京大　負傷一時交代　9.野澤→23.大鶴

24分　京大　交代　1.和氣→17.宮田　5.森本→19.梅園

27分　同志社　京大陣　22M内右京大スクラムで京大ペナルティ、タップキックから6がコーナー右にトライ。[23c-〇]【０－２４】

30分　同志社　同志社陣　22M外右中間より23が抜け出し、21→23とパスが渡ってポスト中央にトライ。[23c-〇]【０－３１】

31分　京大　交代　8.中山→16.小向　12.宮原→24.加藤

33分　同志社　京大陣　22M上右ラックより23→24→9にパスが渡り独走、コーナー左にトライ。[23c-〇]【０－３８】

NO SIDE （ ０ー３８ ）

スコアラー：中上 真悠子・村田 万里子

-------------------------------【コメント】-------------------------------

溝口 正人監督

リーグ戦の合間の定期戦第二弾、同志社大学戦。先週の立命館大学戦に続き、アタックでもディフェンスでも積極的に前に出て、受け身にならず自ら仕掛けることを目標に臨んだ。

　最後は少し点差をあけられてしまったが、内容的には今期ナンバーワンのゲームだったと思う。ディフェンスでは選手達の熱い思いを感じさせてくれるタックルが随所に見られ、アタックでも逃げたり考えもなく突っ込むようなプレーはなく、通用しない部分も多々あったがしっかりと意図のあるプレーを見せてくれた。

公式戦や練習試合、AチームもBチームも、こういうゲームを積み重ねていった先に、Bリーグ制覇、Aリーグ昇格という道が開けてくるように思う。

　来週からは二次トーナメントが再開する。更なる高みを目指し、ラグビーをエンジョイして欲しいと思う。

水野 武 (4回 主将 西大和学園) CTB

今シーズン最後のAリーグチームとの定期戦でした。持ってる力を全て出し切って絶対に勝つという気持ちで臨みました。前半から全員が前に出てDFし、ATも戦術通りやっていきました。しかし後半で離されてしまい負けてしまいました。負けたのは本当に悔しいですがこの試合を通して、全員が勝ちたい一心で死ぬ気で身体を当てに行っていたこと、試合終わりにたくさんの選手が涙を流していたことは4年間で初めてみた景色でした。この6週間でチームは新たな経験を積み、まだまだ成長過程です。残り4回の公式戦チーム一丸となって全勝します。

高原 彰吾 (4回 副将 大阪桐蔭) FL

絶対勝てると思った試合に負けた悔しさ、不甲斐ないプレーしか出来なかった自分の情けなさ、ラグビー人生最後の真の格上相手へのチャレンジが終わった切なさ、同志社に負けて悔しいと思えた自分・チームへの誇らしさ、ノーサイドと同時に色々な感情が巡って泣きそうになりました。

屈辱的大敗が続いていたこの同志社戦。個人的には４回生として兎に角、京大のプライドを取り戻すことをテーマに掲げました。負けはしたもののこのテーマに相応しいプレーは試合中数えきれないほどあり、チームを誇りに思っています。

我々京大ラグビー部にとって素晴らしいチャレンジの機会となるこの定期戦がこの先も永く続き、延いてはプライドを取り戻した京大が来年度以降も果敢なチャレンジを繰り返してくれることを願っています。

山田 康策 (5回 明和) PR

試合前に掲げていた"前でプレーする"ということを特にディフェンス面で15人が体現出来たことが前半のスコアに繋がったと思います。個人的には試合を通してスクラムで優位に立てたことは大きな自信になりました。結果的に敗れてしまいましたが、昨年キャプテンとして何も出来ずに悔しい思いをした相手に一矢報いる試合ができ、またそこに選手として携わらせていただけたことに感謝しています。残り4戦となりましたが、悔いの残らないようやり切りたいと思います。

中山 脩 (3回 灘) NO8

必勝の想いで試合に臨んだのですが負けてしまったのが本当に悔しいです。前半は自分の中で今シーズン最高のパフォーマンスが出せたと思うのですが、後半ギアを上げた相手にプレッシャーを与えられず、点差を離されてしまいました。来年はリベンジしたいです。

宮原 正重(3回 灘) CTB

先週末、個人的な出来がとても悪かった中で、今週はスタメンに起用してもらって、ここでまた同じようなプレーをすれば終わりくらいに思って挑みました。相手が同志社ということもあってかなり緊張しましたが、試合の入りからタックルに入れて、結果的にはこれまでの練習の成果をこの試合で見せることができたと思います。

ただ後半は前半ほどの自分がタックルするんだという気迫を出せず、完全に抜き去られたり、タックルしても倒せないなど情けない場面が続きました。

シーズンも残りわずかで、4回生と一緒に出れる試合も数試合だけですが、またスイッチを入れ直して、もう絶対に負けないという気持ちに切り替え、次は水野さんの嬉し涙が見れるようにしたいです。

荻野晃平(3回 静岡) WTB

今回は酒井さんの怪我により、久々にAチームでスタメンとして出た。それにあたり、同志社の強度の中で自分も激しいタックルに入れるのかと不安だったが、仲間の熱い姿に自らも心を燃やし、何本か低いタックルに入れたのが1番の収穫だった。

--------------------------------------------------------------

☆本日のマン・オブザマッチ☆

水野 武 (4回 主将 西大和学園) CTB

プレーは勿論ながら、リーダーとしてチームのパフォーマンスを最大限引き出す活躍を見せたから。

--------------------------------------------------------------

負けた悔しさや、それでも同志社相手に堂々と食らいつけた誇らしさなど色々な思いが交差する、今シーズンの中でも忘れ難い試合になりました。15人の粘り強く闘志溢れるプレーに、コート外で声援を送る方も本気で勝利を信じることができました。4回生の先輩方と一緒にラグビーができるのも残り僅かですので、残りの試合を全勝して笑顔で終われればと思います。どうぞご期待くださいませ。

MG 村田 万里子