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ホームページをご覧の皆さん、こんにちは!
渡邊組の始動から二週間がたち、徐々に練習の強度も上がってきました。練習前のアップや練習後のダウンを丁寧に行って怪我を防ぎつつ、コンタクトレベルをAリーグで通用するものにすべく、日々練習に励んでいます。
さて今回は、卒業を目前に控える水野組の皆さんの引退コメント掲載企画最終回です!今回はバックスのメンバーとスタッフです!選手の先輩方はバックスでトライをとるチームへの転換に大きく貢献してくださり、スタッフ長はコロナウイルスの煽りをうけグラウンドでの練習に参加できない状況の中いつも試合で私たちに元気を与えてくださいました。本当にありがとうございました!
思い出の写真とともに、長い時間を過ごしたラグビー部へのそれぞれの想いを是非感じてください!
酒井寛太郎選手(WTB)
引退して2ヶ月ほどとなりましたが、引退して良かったことの一つに無理してご飯を食べなくていいことがあります。ご飯の時間に縛られず、腹が減ってもまあ後で食べればいいと思えることで時間的にも精神的にも余裕が生まれます。結果しばらくカップラーメンも冷凍食品も食べ放題と言う生活を送っていましたが、人として流石に不味いと思い最近は少しずつ改善を図っております。
ご飯の話ついでに僕の下級生の頃の増量の話をすると、僕が一年生の時食事管理等はなく、筋トレもジムで先輩に会ったら教えてもらう程度のものでした。その中で、お前は技術はないけど脚は速いんだから体重増えたらなんとかなるんじゃないかと言うことで1人の先輩が目をかけてくださりました。ルールや縛りがないのにも関わらず、食事指導や筋トレ指導を自分の時間を削ってしてくださり、結果体重が8kgほど増え、ラグビーをする土台を作っていただいたのを今でも鮮明に覚えております。
思い返してみると僕の四年間と言うのは、増量を教えてくださったその先輩に限らず他人に教えてもらってばかりの時間でした。先輩や同期はもちろんですが、後輩からも死ぬほど教わっており、特に四年になってからは練習後の自主練にいろんな人に頼んで付き合わせまくっていたので多分ちょっと迷惑だっただろうなと自分でも思います。
一方で、小中高とろくにラグビーをしたことがなく、運動経験においても2年の浪人期間のブランクのある僕がここまでラグビーができるようになったのは、間違いなくこの「人に教わることができる環境」のおかげです。教えてくださった皆さんには本当に心から感謝しております。逆に、伸び悩んでるなと思う人達にはこれを利用するのはすごくおすすめです。色んなプレーについて上手い人たちがいっぱいいて、その人たちは教えを請えば多分快く教えてくれます。コツは「あいつとはポジション争いしなきゃだから嫌」とか色んな変なプライドみたいなものは捨てることなんじゃないかなと思います。
最後になりましたが、チームとしての環境を整えていただけたのももちろんですが、個人としても素人同然で入部した僕がここまで来れたのは監督団の皆様、後輩や同期、先輩方やOBの皆様のおかげに他なりません。4年間お世話になり、本当に有難うございました。
平手佑季選手(SO)
卒論をようやく書き終えて心に余裕ができ、引退したことの解放感と、もう宇治でみんなとラグビーをすることがない寂しさを感じているこの頃です。
思い返すと僕の大学ラグビー生活は怪我ばかりでした。1回生では両肩を手術し復帰したのは2回生の8月、さらには4回生の8月に前十字靭帯を断裂しそれ以降フルコンタクトの練習に参加したのはたったの2回で、全力でラグビーができた期間は周りの同期と比べても短いです。しかし、京大ラグビー部員として過ごした4年間で得られたものは計り知れません。例えば、メニュー表にとてつもなくしんどいメニューが書かれていた時に、「やったら終わる」という当たり前で意味不明なメンタルでメニューに挑むことができるようになり、今も何か辛いことをするうえで非常に役に立っています。また4回生で靭帯を切ってからは3か月ほど練習中も筋トレをしていた期間がありましたが、この期間のおかげで筋トレや食事管理をして自分の体を変えていくことの楽しさを知ることができました。筋トレしている人に何を目指しているのか尋ねる人がいますが、筋トレして栄養をしっかりとることで体が変わっていくその過程が楽しいのです。話が逸れましたが、京大ラグビー部という環境は僕を色々な面で成長させてくれました。1回生のときに入部する気がなさそうな僕を勧誘し続けてくださった先輩方には本当に感謝してもしきれません。そしてサークルに所属し、平凡な日々を送る中で本当にこのままでいいのかと自分に問いかけ入部を決めたあの日の自分にありがとうと伝えたいです。本当に充実した4年間でした。京大ラグビー部の、その場にいるだけでなんだか楽しい雰囲気をこれからも大切にしてほしいと思います。
最後になりましたが、ラグビー部の活動を支えてくださった監督団、そしてOBの皆様には深く感謝、御礼申し上げます。またラグビー以外にも様々なことを教えてくださった先輩方、慕ってくれた後輩達、そして共に闘い続けた同期達にも本当に感謝しています。4年間ありがとうございました。
松本和樹選手(FB)
4年間は早かったなぁというのが素直な感想です。自分が新歓で初めて宇治に連れて来られた時からもう4年が経つと思うと、びっくりです。
二回生の春から本格的に試合に出始め、負ける悔しさと勝つ喜びを経験させてもらいました。そんな自分にとって、四回生のリーグ戦での負けは特別でした。しっかりと上位チームの背中は見えた感覚はありながらも、まだ差があるなぁと痛感させられました。
後輩たちに伝えたいのは、「いつから本気になるか」が大切だということです。どうせ試合で負けた時に、「もっと練習しておけばよかった」と感じるはずです。しかし、上回生になって試合で負けてから本気になるのではダメだし、何年経ってもBリーグです。いかに早い段階でゴールを意識して少しずつでも変われるかが、今になって重要なことで難しいことだったなと思います。下級生のみんなはまだまだ時間があるので、ちょっと考えてみてください。
長々書きましたが、京大ラグビー部での四年間は本当に楽しかったし、入部宣言した4年前の自分にナイスと言ってあげたいです。これからはOBとして試合を見に行く立場になるので、楽しむことを忘れずに頑張って下さい。
最後になりましたが、四年間僕たちを支えて下さった全ての方々に感謝申し上げます。四年間本当にありがとうございました。
中上真悠子スタッフ長(MG)<画面左>
3年間、みんなより短い間ではありましたがお世話になりました。
学校でたまたま出会った先輩方に勧誘してもらった日を思い返すと、3年間あっという間だったと感じます。宇治グラウンドで練習に参加することのできた1年間と、試合にだけでもなんとか参加させてもらった2年間は、私にとってとても貴重な時間でした。初めてラグビーをやっているみんなの姿を間近で見た時の驚きは、今でも覚えています。コロナでグラウンドに行けなくなってからも、試合でみんなの頑張っている姿を見るたび、少しでもこの京都大学ラグビー部に携われてよかったと感じていました。試合に行くたびにラグビーをしている姿を見ることができるのと、部員のみんなが声をかけてくれるおかげで、毎週の試合に参加できる日がいつも楽しみでした。このラグビー部はなんだかんだ真面目で、みんな最後まで頑張れる力を持っていると思うので、これからもみんなで団結して目標達成のために頑張ってほしいと思います。
最後になりますが、途中入部の私を受け入れてくれた先輩方、同期・後輩のみんな、そしてOB・監督団の皆様、3年間本当にありがとうございました。