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ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
1月21日にクラブハウスにて納会が行われ、正式に代替わりが行われました。
昨年度はOBの皆様、保護者の皆様をはじめ、様々な方々のご支援ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
100周年という節目の年に、Aリーグ昇格を掲げラグビーに全力を捧げていた選手たちのために、経済的なサポート、熱のこもった試合の応援など、あらゆる場面でご支援を賜りました。感謝申し上げます。
皆様のサポートなしでは、Bリーグ四位の結果も記念すべき100回目の東京大学との定期戦で勝利を収めることもあり得ませんでした。
サポートしてくださった皆様に、部員一同感謝しております。本当にありがとうございました。
また、新チームは主将:村上敬一郎、副将:加清渓太・朝比奈佑紀を筆頭に、主務:信原壮馬、風紀委員:佐藤孔明の5名が率いて参ります。
今後ともOB・保護者の皆様におかれましては、2023年の村上組も応援・ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて引退に際しまして、2022年度渡邊組でチームを率いた四回生の方々から、引退のコメントを頂きました。
順次ホームページにて掲載させていただきます。
今回は渡邊組を中心となって率いてくださった四役の方々からのコメントを掲載します。
主将:渡邊将太
「Aリーグに昇格したい」そんな個人的なわがままからキャプテンをやらせていただき、多くの人に支えられ、多くの人にわがままに付き合って頂いた一年間でした。
どれだけ振り返れど、龍谷に勝てず、Aリーグはおろか入替戦にすら出られなかったこと、龍谷戦の敗北の悔しさばかりが克明に浮かびます。散々Aリーグだなんだとデカい口をたたいてましたが、結果を出せず、無力感に襲われました。
あれだけ本気で勝ちたいと思い、みんなで熱量を生み、負けて本気で悔しいと思えるような経験は今後の人生で無いのではないかと寂しい気持ちになります。
それでも、京大ラグビー部で過ごした4年間は僕の人生の誇りです。毎年四回生を中心にチームの戦術を考え、全員で素直に真面目に練習し、時に批判的目線も持ち、「ここを変えたらどうか」「こうしてみたら面白いんじゃないか」と真剣に考える。きっと、みんな根っこにはチームに対する何らかの強い想いを持っていて、チームをちょっとでも良くするためには自分から行動する必要があって、皆自分事としてチームのことを考えてるから、徐々に熱を帯びてくるのかなと思っています。
勿論、強制されない環境で、気分が落ちてサボりたくなったり、首脳陣に対して疑念が湧くこともあると思います。それでも最終的には自分にベクトルを向け、成長していくのが京大ラグビー部のいい所だと思います。何かを「与えて」くれない京大ラグビー部においては、結局自分がやるしかないし、自分が何とかするしかないので。(1年の時の関学戦でキャプテンの石田さんが「結局お前の京大ラグビー部なんだよ」って言っててよく意味が分からなかったですが、こういうことかなと思ってます。)
そういった意味で、龍谷戦、東大戦は、今年のベストゲームでした。一つの試合に向けて、あれだけみんなで分析して、考えて、仮説を立てて臨むことができるとは思いもしませんでした。4回生メンバー中心に、たまに下級生もオフに図書館に集まってくれて、皆で対戦相手を分析し、メンバー全員が数時間かけて対戦相手のトイメンの分析をして、全員で相手メンバーの顔と名前と特徴を覚え、相手のプレースタイルを見ながら、このエリアではどうATするか、このATに対してはどうDFするか、皆で話し合って戦術を決めて、試合に臨むときには絶対勝てるとしか確信できなかったです。龍谷戦も東大戦も想定通りに試合が進み、試合中も全く負ける気がしませんでした。
これは本当に楽しかったです。手探りで徐々にミーティングの形が出来てきましたが、莫大な時間真面目に取り組んでくれて本当にありがとうと言いたいです。
キャプテンになることが決まり、慌ててラグビーとか組織の本を読み漁りました。大抵の本には、「大きな目標を達成する組織には大義が必要だ」と書かれていました。何度も考えたし、似たようなことは喋ったけど、なかなか腹落ちして皆に伝えることはできなかったなと心残りでした。
まず後輩たちに伝えたいことが二つ。
4回生になるみんなは、自分の「やりたい」という気持ちを大切にしてほしいと思っています。「Bリーグで優勝したい」「こんなラグビーをしたい」「こんなチームにしたい」とか、色々な想いがあると思いますが、それが京大ラグビー部の原動力そのものだと思います。自信を持って思いのままに突き進んでほしいです。
3回生以下のみんなには、「お前の京大ラグビー部だ」と伝えたいです。やっぱり京大ラグビー部では、何も与えてはもらえません。自分にベクトルを向け、自分とチームを、自分が変えようと思わなければ何も変わらないし、逆に言うと、全員が京大ラグビー部を変える力を持っていると思います。(きっと今年よりも意見しやすい環境を作ってくれるだろうし)
皆の代でしか作れない「京大ラグビー部」が必ずあると思うし、そういう意味で、試合を応援しに行くのがとても楽しみです。
大義の話に戻すと、たいそうなものではありませんが、最後僕らを支えたのは「やったろや」の精神でした。ほかの大学と比べて経験は浅く、時間が無く、背は低く、大人の介入が圧倒的に少ない。ある種不遇な自分たちの存在価値を何とか証明してやろうという反骨精神から生まれた言葉だと思っています。「やったろや」は今年のチームを支える大きな軸だったと思うし、人生における大切なことを学べた気がします。
そして、最後の東大B戦を見て、今年渡邊組が目指してきたラグビーを体現してくれたような思いがしました。明らかに自分たちより体の線が太い東大Bに対して、果敢に前に出るDFで恐れずタックルし続ける姿に心震えました。「自分たちより体の大きな相手にやったろやの精神でタックルする。仲間のために恐れず体を張る姿が見る者の心を打つ」というのが渡邊組の大義だったと思うし、僕がラグビーを好きな理由です。
最後になりますが、僕はこの1年間、四回生のみんなと、監督団の皆さん、OBさん、保護者の方々に本当に支えられていました。
まず四回生のみんなは、チーム発足当初から僕の長くて何を言ってるかよくわからないミーティングに付き合ってくれて、真剣に向き合い考えてくれて、大変だったんじゃないかと思います。一番ありがたかったのは、僕が考えた正しいのかよくわからない練習メニューでも、真面目に、盛り上げて取り組んでくれたことです。皆のひたむきさにずっと助けられていました。ありがとう。
監督団の皆さんも、ふらふらと軸の定まらない僕を寛容に見守り、時に正し、時に肯定しながら、それでも僕ら四回生のチームであることを最優先にしてくださり、本当に京大ラグビー部で出来て良かったという思いでいっぱいです。ありがとうございました。
OBさん、保護者の皆様にも、お会いするたびに応援の声をかけていただき、自分たちのやってることが大きくなってきていることを実感できました。OBさんには特に芝刈りや会計面でお世話になりましたが、「支援してあげてる」みたいな感じを一切感じさせず、もしかしたら歯がゆい思いをされた方もいらっしゃるかもしれませんが、現役一同感謝しております。
それから、OBにも関わらず、卒業旅行を休んでまで2月から練習に来てくれていた、高原さんと墾さんにも感謝しています。個人的には、山田組で東大戦ができず、水野組を負けて引退させてしまったことが心残りだったので、墾さんと高原さんと東大に勝利できたことがとてもうれしく、お二人のおかげで、なんだか4年間全て東大には勝った気持ちでいます。
ラグビー最高です。4年間ありがとうございました。
PS
誰かが書くかもしれませんが、公的な文章に残しておくべきと思ったので。
ややブームが過ぎている感がありますが、僕らが残した財産の一つとして、「ナオキ」もあると思っています。大先輩宮田ナオキさんの口癖が「ナイス」だったので、「ナオキ」は「ナイス」の意味として使われています。ワードセンス抜群の正岡君発祥の言葉です。実感としては、ナオキ7:3ナイスくらいの割合で言われてると思います。ラグビー部に関係のない人に対してもナオキと言ってしまって変な空気になることは部員全員の経験するところだと思います。後輩から「ナオキ」と言われると、若干いじりが混じったようなニュアンスに聞こえて少し気分が良いです。10年後、100年後の京大ラグビー部のスローガンが、「やったろや」か「ナオキ」になっていたらうれしいなと思います。
あと、「やったろうや」ではなく「やったろや」のほうが好きです。
副将:笹井亮志
副将の笹井です。4年間と今シーズンを振り返って、後輩たちへ、感謝の気持ちの三分構成で引退の挨拶をまとめようと思います。
4年間と今シーズンを振り返って
本当に楽しい4年間でした。一年二年の時は無我夢中で目の前のことを考えて全力でラグビーし、三年くらいから周りや来年度のことを考えながらラグビーをし、四年からチームのことを考えてラグビーをして、毎シーズン自分の考えやスキル、チーム力の成長を感じることができた楽しい4年間でした。今シーズンは何としても龍谷や大体、入替戦に勝って、昇格することを目指していました。負けられない試合で心臓がバクバクしたリーグ戦や相手に本当にむかついてバチバチにタックルして魂の叫びができる東大戦のような試合は人生でもう味わえないのかと思うと、とても寂しいです。でも、「ラグビーをやりきった」という思いは強いです。シーズン終わりの会で何度もいったのですが、本当に良い4年間でした。
後輩たちへ
今シーズン怪我なく終えれたのですが、僕は自分の強みの一つに怪我をしない点があると思ってます。前に後輩の平井から「亮志さんはなんで怪我しないですか?」的なことを聞かれて、その時はあんまり考えもせず「筋トレかな」と脳筋発言をしてしまいました。ちょっと後悔してます。筋トレは全員が力を入れてやっているし、筋トレだけじゃないとよくよく考えたらわかりました。ずばり、怪我をしない秘訣は銭湯です。銭湯は疲れを感じた時には必ず行ってましたし、リーグ戦とか大事な試合の前の2日前には必ず行ってました。(銭湯では同期とラグビーに全く関係ない話をして、心身のリフレッシュになりました。本当にありがとう。)自分たちのお気に入りの銭湯を見つけて、ルーティン化することが何よりも怪我防止につながると思うので、後輩たちにはぜひ銭湯開拓をしていって欲しいです。また、上記の話にも出てきますが、この4年間で本当に「継続する難しさ」「自分の強みを見つける大切さ」を学びました。前者については、自分らの代の一年だけでも、一つのことを継続することは本当に難しく、でも継続できたら本当に力になると実感しました。大学ラグビーで、継続できずに終わってしまったこともあり少し後悔は残りますが、いまから後輩たちは目標ややるべきことを決めたら、折れずに継続していってほしいです。後者は、自分のラグビー内外の強みを常に考えていってほしいです。自分の自信のあるところを明確化することで自分の役割や演じるべき役割性格に繋がってきます。みなさん、どうぞ残りの大学ラグビーを怪我なく、継続して、強みを見つけて頑張ってください!本当に応援しています。
感謝の気持ち
この4年間で自分は人としてもラグビー選手としても成長できたと思ってます。同期には、本当にお世話になりました。みんなが同期で良かったです。先輩達は、先輩方のチームを引っ張ってリーグ戦にかける想いを身近で感じることができたから、自分たちの代でもリーグ戦に凄まじい想いを持って挑むことができました。先輩たちのかっこいい姿に感化されたからこそ、ここまで成長できました。後輩達は、チームについてきてくれ、支えてくれて本当にありがとう。後輩達が頼もしく本当に助けられた場面は多かったので、正直上記の僕の助言なんていらないくらいだと思います。これからも、やったろやしていってください。監督団の皆様は、学生主体の環境を尊重しながらも、僕ら以上にチームに寄り添ってチームのことを考えてくれていることを四役になってから知りました。下級生のころから伸び伸びラグビーできたのは、溝口さんをはじめ、監督団の皆さんの支えが本当に大きいなと思いました。これからもよろしくお願いします。OB•OGの皆様は、京大ラグビー部の礎を古くから築いてくださって、いま僕がラグビーできるのも皆様のおかげです。両親、保護者の皆様は、毎回試合の応援に来ていただいて応援が力になると実感させてもらいました。今年のリーグ戦は全て京大グラウンドで、あそこのベンチがいっぱいになるとテンションがあがり、力がいつも以上に出ました。僕の4年間は本当に幸せで、ラグビー部が大好きです。それが実現できたのは、ラグビー部を通して関わってくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
これからは、OBとしてずっと京大ラグビー部を応援していきます。
副将:久家杏太
昨年度、副将を務めました久家です。最後の東大戦から約1カ月が経過し、中学から生活の一部だったラグビーがなくなり、解放感がありつつもどこか寂しさを覚えています。京都大学ラグビー部としての活動を思い返すと本当にいい環境だったなと思います。親しみやすい先輩、慕ってくれた後輩、仲が良く笑いが絶えない同期、時間を削ってコーチングをしてくださった監督・コーチ陣、そして、見えないところで多くの支えをいただいたOBの方々、多くの人の援助があって充実した活動ができました。感謝申し上げます。
今年は副将としてチームを引っ張っていく立場になり、人の前に立つ難しさを感じつつ、チームがどうすればいい方向に行くかミーティングを重ねていくことに楽しさも感じていました。今までで一番ラグビーのために時間を使い、充実した一年間でした。確実に自身の成長につながったと思います。
この場を借りて後輩に伝えたいことが一つあります。それはチャレンジしないと成長はないということです。ラグビーを上手くなるには当然のことです。と言われればそれまでですが、なかなか難しいことだと私は思います。タイミングに恵まれ1回生の最初からリーグ戦に出場できた私は試合でミスをしないこと、何とかうまくやることを一番に考えていてチャレンジすることを恐れていました。しかし、それではやはりうまくいかなくなり3回生のときの定期戦やリーグ戦ではスタメンで出場する機会が減り、今までなんだかんだで上手くやってきたラグビー人生で初めての挫折を味わいました。今思えば、私がラグビー部に入ってしたチャレンジは副将になる決断をしたことと昨年度のリーグ戦で今まで一回もやったことがないフルバックで出場したことの2つだけだったように思います。後輩のみんなにはぜひ私を反面教師としてチャレンジをすることを忘れずに部活に取り組んでほしいです。頑張ってください。応援しています。
最後に繰り返しにはなりますが、支えてくれた両親、チームメイト、監督陣、OBの方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。来年度から宇治キャンパスの研究室の所属になるので時間があれば、グラウンドに顔を出して何か役に立てればと思います。ありがとうございました。
主務:村田万里子
この原稿を書いている1月上旬になっても、毎日のように合宿や東大戦の写真を見ているし、ふと思い出す楽しい記憶はラグビー部での思い出ばかりです。年が明けて久しぶりに大学に行ったときも、ラグビー部のみんなに会える訳でもないのに何で私は大学に来ているんだろうという気持ちにさえなりました。全く部活離れできていない自分に不安になります。
ラグビー部の一員になれてよかったな。今はただそう思います。ラグビー部に入るために京大に入学した訳ではありませんが、実はそうだったんじゃないかと錯覚するくらいラグビー部での生活は色濃いものでした。精神的に辛かった時期は人並みにあったと思いますが、その度に部活を続けていくために、楽しみややりがいをいかに部活の中に見つけるかということを自分なりに試行錯誤していたような気がします。選手のみんなはラグビーには中毒性があるとよく言いますが、マネージャーの私でさえも、京大ラグビー部やラグビー自体が持つ筆舌に尽くしがたい不思議な魅力に、この4年間ずっと惹きつけられていたのかもしれません。
東大戦前に過去のブログを読み漁っていたとき、私が1回生秋のブログでこんなことを書いていたのを見つけました。
「…何度過去に戻っても、結局私はラグビー部に入部すると思います。大好きなラグビーに携われていること、組織の中のひとりの人間として、役割を与えられ、成長できることは体育会ラグビー部のマネージャーの魅力で素敵なところだなあと日々感じています。選手と一緒にチームビルディングをするのが4年間通しての私の目標なので必ず実現します!」
ここの一節を読んで、立場は変われど、その当時と全く同じ思いを抱いている自分がいることに感慨深い気持ちになりました。このブログを書いた翌年、コロナの影響もあって、想像を凌駕するスピードやプロセスでチーム運営に携わっていくことになりましたが、最後の年に主務という役職を与えて頂いたことも含めて、チームビルディングをしたいという私の目標は十二分に達成できたと思います。タフな人間にもなりました。
思い返せば、受験生のときにひょんなことからラグビーが好きになり、入部してすぐ「私スクラム組んでみたいです」と発言して先輩方を苦笑いさせました。懐かしいです。その憧れは今も消えていないし、ラグビーのルールにも随分詳しくなって、50:22とか、マークとか、ややマニアックなプレーも好きになりました。できることならジャッカルもしてみたいです。好きなものを好きで居続けるのはそう簡単なことではないですが、引退後もラグビーを好きな自分でいられそうなのが嬉しいです。今年のW杯も新天地で楽しみます。
さて、後輩のみんながこれからどんなチームを作って、どんな風に成長していくのか、私はとても気になります。それをチームメイトとして近くで支えてあげることができないという事実が、今この瞬間私が感じている寂しさの根底にある気がします。そんなことはずっと分かっていたはずなのに。だからこそ、これからも今までとは違った形でみんなを応援し続けたいと思います。慕ってくれてありがとう。頑張ってね。
最後になりますが、4年間私と関わってくださったすべての皆様、大変お世話になりました。巡り合うことができた様々なご縁に感謝しています。京大ラグビー部での日々は一生の宝物です。本当にありがとうございました。これからもKIURFCの一員としてよろしくお願いします。
風紀委員:中山脩
この度京都大学ラグビー部を引退しました中山脩です。現役の時はラグビーか寝るかしかしていなかったので、引退してからの日々はきつい飯トレも筋トレも練習もなく、一日の長さに驚いています。これからはラグビーに代わって打ち込めるものを頑張って探していこうと思います。
渡邊組はAリーグ昇格という壮大な目標と共に始まりました。Aリーグを目指すにあたり布施さんやホワイトボードなどシーズン当初から色々な取り組みに挑戦しました。しかしシーズン序盤はなかなか結果に結びつかず、正直かなり不安に思っていました。リーグ戦まではあっという間で、決められた期間でチームを作ることは難しかったです。自分がやってきた取り組みは結局自分が張り切ってやっていただけで、チームには何もいい影響を与えていないのかもしれないとも思いました。リーグ戦では大体、龍谷相手に自分たちの強みはある程度出せたものの、相手の強みも同様に出されてしまった結果Aリーグ昇格は達成できません。特に龍谷戦は負けるとは思っていなかったので非常にショックでした。しかしその後の東大戦に向けて戦い方を考える期間は楽しく充実したものでした。対東大の対策を考え、練習でやってみる、の繰り返しは、シーズン当初の取り組みを思い出してワクワクしました。僕自身含めチーム全体にやったろうやの文化がしっかり根付いていた、というのも楽しんでやれた理由の一つだったと思います。そして東大戦当日、東大対策と京大の強みを存分にやったろうやし、最高の勝利を収めることができました。「やったろうや」、本当にいい言葉だと思います。東大の人たちも羨ましがっていました。後輩のみんなにはこれからも「やったろうや」魂を忘れず、入れ替え戦、そしてAリーグを目指していってほしいと思います。
最後になりましたが、僕たちを支えてくださったOBの方々、保護者の方々(特にむつみさんと高原さん)、そして監督団の方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。両親とばあば、いつも応援してくれてありがとう。ラグビー部のみんな、一緒にラグビーしてくれて、サポートしてくれてありがとう。この部に入って本当に良かったです。