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2023.02.23

【2022年度 4回生 引退コメント④】

ホームページをご覧の皆さん、こんにちは!

お待たせいたしました!!

引退コメント企画第4弾として、4回生5人の引退コメントを掲載させていただきます!

思い出の写真とともにお読みください!


宮原正重


エコパスタジアムでの東大戦が終わり約1ヶ月が経ち、痛い、怖い、しんどいラグビーももう一生することがないのかと思うとときどき寂しくなるこの頃です。


少しネガティブな表現で入ってしまいましたが、今、僕の京大ラグビー部でのこの4年間は何物にも替え難い宝物になったと感じています。

まずはなんと言っても京大ラグビー部での人との出会いです。同期をはじめ、先輩や後輩、監督団、いろんな人がいて、スケールの大きさに驚くこともよくあったり、だらだらとしゃべってふざけあっているだけでも楽しかったり、すぐに予想外のハプニングを起こしてきたり、この人たちいての4年間だったなと思います。

また、4回生時には京大ならではの自分たちで考えてするラグビーという面白さも知りました。入部仕立ての時はボールをもらって勢いよく当たることしか頭になかった僕も、いつどこでだれが仕掛けるのかや、そのための自分の動きなどを常にではないですが考えながらプレーできるようにまでなりました。これはやはり自分たちでラグビーを作り上げる京大に入ったからこそだったと思います。後輩たち特にまだ下級生の人たちには是非まずはなにか少し考えながらラグビーをして欲しいなと思います。僕は自分のパスの軸がぶれぶれな理由はなんだろうと思い始めたのが最初だったと思います。そんな簡単なことでも、自分なりに考えて、ボールの持つ場所を変えたり、意識する指を変えたりして少しパスが綺麗になった瞬間は本当に嬉しくて楽しいです。ラグビーをやっていくなかで改善点は無限にあると思うので、その一つ一つの向上を楽しんでほしいと思います。


もう一つピンポイントな話ですが、後輩たちに伝えたいことは腰を大事に、です。僕が4年間を振り返って、もしあれがああだったらなあということがたくさんある中で、もし腰を悪くしていなかったらというのがもしかすると1番かもしれません。と言うのも、ウエイトでもフィットネスでもただの練習でも全てに苦痛がついて回って、モチベーションの低下に大きく関わるからです。まだなんともない時はあまり気をつけにくいでしょうが、普段の姿勢や走る時の反り腰、BIG3をする時のフォームなどには本当に気をつけて欲しいです。みんなが万全の状態で試合で活躍するところを楽しみにしています。



最後になりましたが、小学生でサッカーを始めた時からずっと僕の部活動を支え、1番に応援してくれた両親と、ラグビーが決して上手くない僕のことを積極的に試合に出してくれた監督団、いろんなことを教え、引っ張ってくれた先輩方、生意気ながらも慕ってくれる後輩たち、ずっと影ながらサポートしてくれたOBや保護者の方々に感謝します。今までありがとうございました。


安川和希


今年度一回生教育係を務めた安川和希です。

僕は大学からラグビーを始めました。入学直後は医学部ラグビー部に所属していましたが、3年から事情により京都大学ラグビー部に所属し、最初はコンタクトレベルの違いや練習のハードさの違いに驚かされると同時について行けるのか不安でした。3回生の後半あたりから試合で良いタックルもできるようになり、少し自信がついてきました。4回生の春はAチームの試合にも出させてもらい、少しでも活躍できるようにと頑張っていますが、肩の脱臼とそれに伴う手術後のリハビリで長期間離脱が余儀なくされ、このままラグビーを続けるかどうかも悩んでいました。ただ、ラグビー部のメンバーと離れたくないという気持ちと、やっぱりラグビーが大好きだという気持ちがあったから続けることができたと思います。後輩に伝えたいことは怪我をしないように注意してほしいということと、ラグビーを楽しんでほしいということです。


最後になりますが、今までラグビー部を支えてくださった監督団・OBの皆様、苦楽を共にしてきた先輩方・後輩達、遅れて入部した僕を温かく受け入れてくれた同期のみんな、遠いところからでも応援してくれた家族には本当に感謝しています。これからはOBとして恩返ししていけたらと思います。本当にありがとうございました。


和氣宏典

 

自分にも京大ラグビー部の引退コメントを書く時が来たのかとしみじみしています。よろしくお願いします。

自分は部員が15人に満たない、合同で15人制の試合に出ても勝ったことがない、さらには当時同級生だった佳樹さんと康策さんがいた明和高校には130-0で負けるような高校でラグビーを始めました。それでもラグビーは面白いと思った私は大学でもラグビーをしたいと思いました。その後なかなか京大には受からなかったのですが、その間も京大ラグビー部のホームページをみてはラグビーをまもとにやっていたとは言えない自分がやっていけるのか受かる前から心配したりしていました。京大ラグビー部で4年過ごした今となってはいい思い出です。

充実した4年間を過ごせたのは監督団、先輩後輩同期をはじめとした京大ラグビー部関係者皆様のおかげです。本当にありがとうございました。4年間を振り返ると感謝しかありません。ラグビーを全く知らない自分を指導し続け試合に出してくれた監督団。歳上の後輩である自分の面倒をみてくれた先輩方。大したコミニケーションもとれず先輩らしいことをできないにも関わらず相手をしてくれた後輩。歳も違って馬跳びでキレるような自分を受け入れてくれた同期。ここでは表面的なことしか言えませんが本当に感謝しています。本当に人に恵まれたと思います。


最後に、自分は「エア勝ち」や「やったろうや」が好きです。「やったろうや」は口にしやすく昂るのを感じます。今でも渡邊組のスローガンは「やったろうや」が良かったなと個人的に思っています。試合中に相手チームより自分のチームのほうが元気だとやったろうやとなります。試合中のキツイ時に「和氣いけ」と聞こえたら意識が戻るし、いいプレーをした時に「ナイス」と聞こえれば嬉しくなります。トライが決まった時やナイスディフェンスをしてターンオーバーした時、スクラムやモールを押した時に仲間が集まって喜びを分かち合うことはラグビーをやっていて最高の瞬間だと思います。以上、個人的な感想をダラダラ書きましたが応援はとても力になるよなと言いたいのです。自分は現役からOBになりますが京大の試合を観に来た時に現役が相手チームよりも元気にしていて「やったろうや」なんて言っているのを聞けたらいいなと思います。もちろん後2年は京都にいると思うので試合応援行きます。今から楽しみで仕方ありません。


本当にありがとうございました。いい4年間でした。


宮田墾


引退してはや1ヶ月が経ちましたが自分の生活の中でラグビーが占めていた時間の多さを日々実感しています。今では食事や筋トレ、きつい練習などから解放され、修論に追われる毎日を過ごしていますが、ふとラグビーにあけくれていた日々を思い出し懐かしく思っています。


引退してはや1ヶ月が経ちましたが自分の生活の中でラグビーが占めていた時間の多さを日々実感しています。今では食事や筋トレ、きつい練習などから解放され、修論に追われる毎日を過ごしていますが、ふとラグビーにあけくれていた日々を思い出し懐かしく思っています。 6年間を振り返ると、僕は1回生の時はBKでしたが2回生になると同時にPRにコンバートしました。それからというもの食事と筋トレが中心の毎日が始まりました。何もわからない自分に一からスクラムを教えてくれて、自主練にも付き合ってくれた先輩や後輩、同期そしてコーチの北川さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。そして、3回生で試合に出れるようになり、いざ4回生を迎えるとコロナで何もできないもどかしい1年でした。それもあり、もう1年やろうと決意し気づいたら6年目もラグビーをやっていました。そんな今だからこそラグビーを続けてて良かったなと心から言える気がします。特にこの1年は本当に思い出深い1年でした。6年目の自分を受け入れてくれて、時には友達の様にも接してくれる後輩がいて、本気でAリーグ昇格を目指し、明るくも厳しくハードワークし続けた1年でした。上位トーナメント進出をかけた大国戦、入れ替え戦をかけた龍谷戦、あの悔しさや嬉しさ、試合に向けての緊張などすべての感情が思い出として深く刻まれています。


最後になりますが、監督団やOBの皆様、チームメイトそして保護者の方々のおかげで本当に楽しく6年間ラグビーができました。京都大学ラグビー部でラグビーができてめっちゃ幸せでした。ありがとうございます。



横路小春


4回マネージャーの横路小春です。約3年間大変お世話になりました。

東大戦の日から何も変わらず毎日が続いていましたが、LINEのグループを抜けたり、卒業アルバムの作成をしたり、納会や慰労会に参加させてもらったりと、少しずつ引退を実感する機会が増えました。


私は途中入部で1回生の終わりからこの部に参加させてもらいました。その当時やっていたラグビーワールドカップとノーサイドゲームというドラマを観て、初めてラグビーという世界を知りました。仲間と共に、仲間のために全力でぶつかっていく姿がかっこよくて、見ている私が奮い立たされました。そこからラグビーに興味を持ち、宇治グラウンドへ体験に行きました。痛そうで、強そうで、でも楽しそうな京大ラグビー部の人たちを見て、私もここでこの人たちと一緒に活動したい!と思って入部を決めました。しかし、入部してすぐにコロナが流行り、そこから約2年半、他大生の活動が停止となってしまいました。


部活に参加できない間、どんな毎日を過ごしていたのかと振り返ってみると、やっぱりラグビー部のことを考える毎日でした。グラウンドに行けなくても、みんなのことやラグビー部の話を聞くと嬉しかったです。ただ、みんながどんな思いで毎日練習し、試合に臨んでいるのか、それを本来なら一番近くで見て一緒に悩み、同じ気持ちで戦うことができたのかもしれないと思うと悔しいと感じる時もありました。

それでも京大ラグビー部が好きで、この部の一員でありたいという思いが消えなかったのは、一緒に悩んでくれたり、励ましてくれたり、楽しい思い出をたくさんくれた同期や後輩のおかげです。


歴史あるこの部で、素晴らしい仲間たちと共に100周年を迎えることができたこと、この先一生忘れることのない経験させてもらったこと、この部に関わることができたことを誇りに思います。


最後になりますが、私たちをご指導くださった監督団の皆様、応援してくださったOB・保護者の皆様、いつも温かく見守ってくださった先輩方、仲間として受け入れてくれた同期のみんな、共に頑張ってくれた後輩のみんなには感謝しかありません。本当にありがとうございました。