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2019

ボンバーな男

みなさんこんにちは、宮田直輝です。宮田墾は全て朝帰りといいましたが正確には1回だけで、中学の同窓会のあとに小学校の旧友と朝まで過ごして始発で帰りました。僕は友達が少ないので同窓会に行く前は孤立しないか不安でいっぱいだったのですが、いざ行ってみれば朝帰りという僕がこの先の人生で経験できるか分からない貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございます。

ところで、みなさんは詩というものはお好きでしょうか。今ではもう全く触れていないという人でも、小中学校の国語で詩を自分でつくる授業を受けたことはあると思います。今回はそんな詩の授業での僕の思い出を話していきます。
僕は小3にあがるときに生まれ育った芦屋を離れ千葉に引っ越したのですが、1学期の間だけ今の実家があるところと違う町に住んでいて、その4か月だけは最終的に卒業したのとは別の小学校にいました。そこでの学校生活は一瞬でしたが割と楽しかったです。詩を作る授業は多分その6月頃にあったのだと思います。
ちょうど僕が転校することを伝えた時期だったこともあり、なんと当時仲良くしていたある女の子が僕と遊んだ思い出をテーマに選んで詩を書いてくれました。うれしいですね。その詩のタイトルは「宮田ボンバー」。次のような出だしで始まります。

“宮田くんは
「宮田ボンバー。」
ロケットみたいにぶつかってきた
ガンと はしらにぶつかった
いたかったから おもいっきりにげた”

はたから見ればただのやばめの人ですが、僕らは登下校中に友達と毎日のようにボンバーごっこして遊んでいたのです。詩のこの後の内容は宮田くんが転校することを知り驚くものの、最後には友達になれて良かった、という言葉で締めくくられます。
この詩を読んだクラスの担任が猛烈に気に入ったらしく、先生の強い推しもあってこの詩が学年の代表として市のコンクールに応募されることになりました。これだけでも十分すごいことですが、僕らの友情物語がどうも審査員の琴線にも触れたようで、あろうことか宮田ボンバーがコンクールで入選を果たしてしまい、千葉市中の小学生が注文で買うことができる詩集に載ることになりました。コンクールの作品というものはどうせ真面目で本を読むのが好きな子にしか見られないので別にいいのですが、その真面目な子供たちがこれを読んで何を思ったかは気になるところです。
余談ですが僕がラグビーを好きなのも小さい頃にこうした行動に走っていたことが一因としてあるかもしれません。今年はこの頃の自分の姿を頭の片隅に置きながらラグビーに励んでいこうと思います。この話はもうずっと忘れていたのですが帰省した際にこれが載っている詩集を見つけ出し、思い出したので今回のお題とさせていただきました。

次は骨折した足でスクワットをしていた仁木です

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