どうも、俊足の土屋です。一応足速いキャラでやらせてもらってますが、実は「走ること以外は全て遅い男」という蔑称も存在します。ラインの返信が遅かったり待ち合わせに遅れたりで同期のみんなには迷惑をかけることが多いですが、まあ足は速いので許してください。因みに足を速くしたい人には、コンクリートの上を走るトレーニングがおすすめです。地面から反発をもらう感覚を掴むことができます。
さて気が付けばここ灼熱の国日本にもようやく、少し肌寒い風が色付いた木々を揺らす風雅の季節がやってまいりましたが、海の向こうに目を向ければ、この十一月は一年の内で最もアツい戦いが繰り広げられる一か月でもあります。
そうです!MLBのポストシーズンです!!
もちろんみなさんお分かりでしたよね?ね??
野球ファンに限らず、大谷翔平選手をきっかけに新たにMLB(メジャーリーグベースボール)に興味を持ち始めた人は多いと思いますが、御多分に洩れず僕もその一人で、大谷選手の日々の活躍を追う内にすっかりMLBのエンターテイメントスポーツとしての魅力の虜になってしまいました。もともと日本のプロ野球もあまり観る方ではなかったんですけどねー。
先程述べたようにMLBは今ポストシーズンの真っ最中です(ブログが更新される頃には終わっているかもしれませんが)。つまりどのチームがポストシーズンで優勝しメジャーNO1(実質的に世界一)の称号を手にするのかを、世界中のベースボールファンが、時には熱狂し、時には落胆し、眠気に抗いながら(日本時間の深夜~早朝に試合が行われる)、固唾を飲んで見守っている訳です。時差のせいでリアルタイムで試合を観れないとしても、毎朝YouTubeで試合のハイライトをチェックして友達と感想を語り合う、というのが今や日本全国の朝の日常風景になって…いたら良いなと思います。
MLBの魅力を挙げようとすれば、迫力、プレーのダイナミックさ、規模感、乱闘、移籍市場の活発さ…などキリがありませんが、僕がMLBにハマったのは、「選手の名前がカッコイイ」という理由が一番大きかったように思います。一見子供みたいな馬鹿げた理由のようですが、プロ野球を応援するのとは違い地理的な親近感、馴染みがほとんど無い状態からスタートするので、まず選手を好きになり、次に選手が所属する球団を好きになる、というプロ野球の場合とは逆の順序でファンになっていくのは一般的な道筋なのだと思います。
そこで、今日は僕が好きなMLBのカッコイイ名前の選手を何名か紹介しようと思います!!
① アイザイア・カイナーファレファ
始めて名前を耳にしたとき衝撃を受けた選手です!やっぱりカタカナ×長い名前はロマンありますよね。「カイナーファレファ」という強力なファミリーネームを悪目立ちさせず、それでいて単独でも声に出したくなる響きを持つ「アイザイア」の縁の下の力持ち感が個人的にお気に入りです。
因みに名前が好きなだけなのでそれ以外の情報は一切知りません。投手か野手かも分からん。
② ピート・クロウ=アームストロング (シカゴ・カブス所属)
「アームストロング」の前に「クロウ」を足すという発想が完全に天才のそれ。「アームストング」にもまだまだ進化の余地は残されていたんですね。勉強になりました。カブスファンからはPCAという愛称で親しまれています。PCA!!
今季の成績は、打率.237、本塁打10、OPS.670
名前の割に非力な選手となっております。守備と走塁は一流です。
③ バイロン・バクストン (ミネソタ・ツインズ)
「バ」の入った名前の中でおそらく世界一カッコイイです。字面もバッファローが突撃してくるような力強さと躍動感がありますよね。名前見ただけで負けを確信できるレベルです。
今季の成績は、打率.279、18本、OPS.859
イメージしにくいとは思いますが、かなり優秀な部類です。具体的に言うと、チームNO1とまではいかなくとも打線の核となる選手の内の一人、て感じですかね。もし名前が「パイロン・パクストン」とかだったらたぶんホームラン10本くらい減ってます。
④ エリー・デ・ラ・クルーズ (シンシナティ・レッズ)
溢れ出るプレデター感。地球を侵略しに来た宇宙人のスパイと言われても納得してしまう、他に出会ったことのない未知の命名センスを感じます。内野の送球で170km/hとかいう殺人ボールを一塁手に向かって投げ付けてくる化け物です。地球人のみなさんは気を付けましょう。
今季の成績は、打率.259、25本、OPS.809
本調子ではないとされていたシーズンでこれです。まだ22歳と若くこれから全盛期を迎える選手なので、もしかしたら本当に野球界を侵略してしまうかもしれないですね。
⑤ ジェイコブ・デグロム (テキサス・レンジャーズ)
「惑星最高の投手」との呼び声高いMLB最強ピッチャー。英語表記はdeGrom。人間という存在を超えた何かを想起させる響きがあります。ハリケーン、ストーム、デグロム。ディザスター、カタストロフィ、ジェイコブデグロム。うん、違和感ないですね。精密機械のような正確さと打者をねじ伏せる支配的投球から、「デグロミネーター」という愛称でも親しまれています。
今季はリハビリ中で登板なし。
投げれさえすれば最強なんです。投げれさえすれば。二つ名が多い選手ですが、現状「ガラスのエース」という言葉が最も端的に彼を形容していると言えるでしょう。彼の本当の実力を知っている身としては、何とももどかしい思いです…。
まだまだ紹介したい選手はいっぱいいますが、長くなってしまいそうなので今日はこの辺で終わりたいと思います。もし生まれ変われるなら、MLBの実況担当になって意味もなく選手の名前を連呼したいですね。
次は千の異名を持つ男、「ぐんぴい」こと「ぐっちー」、またの名を「やまぐ」、時に「やまんぐ」、改め「まぐまぐ」、もとい「ぴろき」、という名の山口博生君です。