根鈴にかわいい一面をバラされそうになりました、主将の大鶴健です。初めは社会勉強のつもりでイライラしながら見ていましたが、気づいたらインスタをフォローしていました。ラグビー部では他にヨネとりょうじさんがフォローしているらしいです。
「宇治から帰ってきてご飯を食べて、寝て起きたらまた宇治へ向かい…」という相変わらずの毎日を繰り返し、気付けばもう4回生も終わりかけ。今まで僕は変わり映えしない毎日に彩りを与えてくれる‘趣味‘をずっと探し続けてきました。下宿の部屋で隠れてハムスターを飼ってみたり(2個前のブログ参照)、意図せずクローゼットでネズミを飼ってみたりもしましたが、どれもこれも上手くいきませんでした。もうこのまま引退するしかないのかと諦めかけていたこの秋、僕はついに趣味という趣味を手に入れました。最近巷で女子高生に絶大な人気を誇るというあれです。そうです、京都銭湯わく沸くトレカ大作戦です。
皆さんご存知かとは思いますが、このイベントは京都中の銭湯で10/26〜11/30に開催された、銭湯を利用してアンケートを書くと各銭湯200枚限定のオリジナルトレカを手に入れることができ、異なる10店舗のカードを集めると‘プレミアムトレカ‘をGETできるというものです。
イベントのことなど全く知らずに行った銀水湯のジジイに「すごい人気でこれが最後の1枚」(おそらく嘘)とカードをもらって嬉しくなってしまい、世間がポケポケで盛り上がる中、銭湯トレカというどこに需要があるかわからないニッチなカード集めがスタートを切ることとなりました。
このトレカ、キラキラしているしそれぞれの銭湯のプチ情報が載っているし、意外と出来がいいんです。トレカの情報によると、東山湯のジジイはジョンレノンと知り合いだそうです。本当かどうかは知りません。
銭湯利用者全員に配られるのではなく、あくまでもアンケートを書いた人だけがもらえるというのがポイントで、このイベントを知らない人は基本的にアンケートの存在に気づかず、カードをもらうことはできません。また、常連のおじいおばあたちはトレカなんていらないので、僕の主なライバルは地元の小学生たちということになります。
せっかく銭湯に行っても既にカードがなくなっていたら意味がないので、恥を忍んで「トレカまだありますか?」と電話をしてから自転車を飛ばして銭湯に向かう毎日。途中何度も「俺は一体何をしているんだろう」と我に返りそうになりましたが何とか耐え、終わってみるとコレクションファイルには計20枚もの銭湯トレカが。大学生の資金力を武器に地元の小学生たちに大きく差をつけての勝利となりました。そして12/1の神戸大戦終了後すぐに東山湯に向かい、念願のプレミアムカード(各銭湯5枚しかない)をGETして、僕のトレカ大作戦は幕を閉じました。
そしてこの日をもって僕の趣味も消滅し、大学で教授トレカ大作戦でも開催されたら毎日授業に行くのになあと期待しつつ相変わらずの毎日を送っています。当たり前のラグビー部での日々もあと2週間しか残っていないので、後悔のないように全てを出し切って引退したいと思います。
ではさようなら。4年間本当にお世話になりました。書くのは非常に大変ですが読むのは楽しいので、ブログの文化はこれからも続けていってほしいものです。