Blog

ブログ更新情報


2024

宇治のアソビ大全

野澤から不名誉な紹介を受けた根鈴です。院試にはしっかりと落ちてしまいました。ラグビー部には院試受験勢が全員合格することはないというジンクスがあるのですが、他に院試を受けた野澤とげんとが受かってしまった以上、僕が落ちてしまうのは必然だったのです。授業にろくすっぽ行かず昼寝ばかりしていたり試験前に限って新しいゲームを買ったりして勉強をしなかったことが理由ではありません。





僕の周りにはイベント企画力の高い人が多く、自分でイベントを企画する気力と発想力のない僕は彼らに乗っかることで楽しい日々を過ごせています。ラグビー部員として最後のブログの機会に、今まで宇治で開催されたイベントを振り返ってみようと思います。


焼き芋

秋になると人芝グラウンドの奥にアホみたいに積もる落ち葉。落ち葉といえば焼き芋、せっかく大量にあるのだからやってみよう!ということで、火遊び大好き尾崎さんとその愉快な仲間たちの元、部室棟の横の謎スペースで落ち葉焼き芋が開催された。新鮮で水々しい落ち葉はなかなか燃えず、何度か火が消えてしまったものの、肺活量の限界まで息を吹きかけ続けることで酸素を供給しなんとか燃やすことができた。乾いていないので尋常ではない煙が出て目がとても痛くなったが、ちゃんと美味しくホクホクに焼けた。


流しそうめん

夏のある日、あゆまがどこからか持ってきた竹を使って流しそうめんをした。竹を割ってゴムチューブやらボールやらを積んで高さを出し、ホースで水を流した。色々雑な作りで流し台は何度か崩壊したものの、思いの外滑らかにそうめんは流れていた。涼しくなってきた夏の夕方に機嫌のいい夏歌が流れ、流しそうめんをやるのが初めてだったこともあり大変楽しかった。しかし、買ってきたそうめんが多すぎて大量に余ってしまい、終盤はみな苦悶の表情を浮かべて食べることになった。


虫取り大会

ある夏の練習後、昆虫博士の和氣さんが部室棟の裏にある森にカブトムシを取りに行くと聞いた。是非行きたかったが、その日私は部車係で、入部して間もない後輩マネージャーのちえぼーとりょうかちゃんを駅まで送り届けなければいけなかった。ダメ元で2人にカブトムシ取りに行きたいんだけど残ってもいいかと聞くと、私たちも行きたいですと乗り気。虫取り行きたいなんて面白いねと言うと関西人の彼女らは大変嬉しそうにしていた。確かカブトムシは見つからなかったが、身近な行ったことのない場所を探検できて楽しかった。ちなみに、部室棟裏には地図に名前の載っていない淀みきった緑色の池がある。一度誰か泳いでみてほしい。


合宿所肝試し

某吉田の寮くらい古くボロボロの合宿所。夜遅く、なぜそんな時間まで残っていたのか忘れてしまったが、飛鳥が合宿所で肝試しをしようと提案した。夜中の電気が消えた真っ暗な合宿所にスクイズボトルを隠し、それを一人ずつ取ってこようというものである。使われていない炊事場等は何が落ちているか分からず危ないため、普段使われている数部屋のみが捜索対象に設定され、難易度は低めだったが、それでも妖しく緑に光る避難誘導灯や軋む床板はなかなか雰囲気があった。正直一番怖いのはGが飛び出してこないかだったが。合宿所が活用されていた頃は春に新歓合宿を行なっていたそうで、合宿所肝試しもその内容の一つだったと聞いたことがある。


こうしたイベントの数々はラグビー部での日々を楽しいものにしてくれた大きな要素でした。しかし、後輩にはこうしたイベントを企画するキャラがいない気がします。後輩のみんなにはぜひ宇治グラウンドという好きなことができる環境を利用して楽しい遊びを開発してくれるといいなと勝手に思っています。


次は、「さみしがりやでちょっぴりメンヘラなすもっぴとツンデレなぴょんちーのラブラブな毎日」が描かれたアニメ『らぶいーず』を欠かさずチェックしている大鶴です。


コメント
名前

内容