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2021

とても悲しい話

荻野先輩から紹介された一回生の菊地です。初ユニバで気分が上がってイカを買ってしまいました。やつはボリュームがかなりあるためカバンにも入らず、手で持つのも買ったのに恥ずかしがって被らないチキンなやつと思われて嫌なので、次に行く時も家からかぶらざるを得ません。少し恥ずいです。

話は変わりますが、僕の受験期の話をしたいと思います。

受験期、僕にはある楽しみがありました。それは毎週金曜の夜にコンビニで少し高いお菓子やスイーツを買って食べることです。そのコンビニは学校の通学路を少し寄り道したところにあり、インド系の外国人の店員が金曜夜の担当でした。彼はドジで商品をひっくり返したり、レジ打ちを間違えたりとよくミスをし、同僚や客から嫌な顔をされていました。実際僕もミスでスイーツ二つ分の値段を払わされたことがありました。ただ彼も慣れない日本で家族のために必死に働いているのだろうと僕は思い、応援していました。そしてある日、外のゴミ箱の袋の取り替えをしている際、彼は袋をひっくり返してしまいそれに気づいた僕はゴミを一緒に拾ってあげました。冷たい日本人に傷ついた彼は僕の優しさが胸にしみたのでしょう。ゴミを拾い終わった後、彼は笑顔で「ありがとう」そう僕に言いました。僕は人種を超えた友情に感動し、彼の初めての笑顔を嬉しく思いました。
次の朝、学校に行く途中にそのコンビニを見ると、火事で一部が黒く焼け、閉店になっていました。

次はスーツで海に飛び込んだ同期の松井くんです


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