来年待望の復活を遂げるだいちくんから紹介を受けました、鈴木です。恐縮です。
突然ですが今回は私のバイト事情から脳ミソを鍛えるということについて話したいと思います。
バイトはかれこれ一回生の7月からはや2年以上同じ職場でしています。当初はせっかく京大に来たのだから家庭教師など時給のいいバイトを見つけようと思っていましたが、気づいたときには白いシャツに緑の帽子、緑のエプロンをつけて野菜を並べていました。友達の中には小学生に勉強を1時間教えて1時間一緒にゲームしてあげて1万円もらうような子もいて悔しく、もやしなんて並べてやるもんか、左京区の食卓からもやしを消してやろうかと思った時期もありました。そんな時期も乗り越え今では左京区の食卓を背負ってプライドを持って働いています。2年間週3、4で働いているとお客様も覚えますしお客様からも覚えていただくこともあります。印象的なお客様4人紹介します。
①陽気な関西のおばちゃん(ほぼ毎回)
あんたええ体してるなー京大のラグビーかアメフト?と話しかけてくださった関西おばちゃん。会うたびオクラの下処理や野菜の見分け方を教えてくれます。「焼けてるねー日焼け止めぬりーやー、将来苦労するよ!みて私の肌、60にはみえないでしょー!」「仕事なくなったわー、あんたはいいわね」
②スターウォーズ(ほぼ毎回)
カゴに何も入れずネットサーフィンをスーパーでし続ける中学生くらいの女の子 。5時半くらいから8時くらいまでずうっとスーパーをうろついている小中学生の子供がいるくらいの女性もいます、よく電話をしている印象。ある日電話の内容がわかりました。「こっちではあれが◯◯円、あれ買っといて」スーパー間で値段を共有しているようです。別の日に上2人が同じエスカレーターで登っていくのを見かけました。親子だったみたいです。スターウォーズの感動の仕方。
③悲しきおじいちゃん(土曜20時)
気の強そうなおばあちゃんとかわいらしいおじいちゃん。毎週土曜カットパインをカゴに入れて八時の値引きで毎回頼んできます。いつもありがとうな、にいちゃんとお礼を言ってくれるので嬉しい気持ちになります。ある日「おれ、これ一回も食うたことないねん。うまいんやろうなぁ」と呟きました。都会を夢見る田舎のまっすぐな少年のようなセリフですが、なんと悲しいことでしょう。冷蔵庫に入れるまでしかしたことないみたいです。ふたをその場で開けて食べさせてあげたい。
また、体組成は違えど帽子をつけてエプロンをきたら私とシルエットが完全に一致し、私とメガネも同じ社員のお尻を買い物に来たこうじろうが触ろうとしたり、30歳のニーナというお嫁さんと娘がいる京大医学部卒65歳トラックドライバーとスーパーアルバイト掛け持ちのおじいさんがいたり、法律遵守とかではなくMAXで原付30キロの大鶴肥満級惣菜部門のアルバイトがいたりとなんだかんだ楽しくバイトをしています。
バイト事情はさておき、完全に証明されているわけではありませんが脳のaMCCという部分があり、発達しているときついときなどでもやるべきことをやれるらしいです。それは日頃からきついことを逃げずにやることで鍛えられるみたいです。きつくても好きであってはいけません。バイトのときaMCCを鍛える気持ちで丁寧に掃除したりゴミ出しを毎回したりと頑張っています。皆さんもaMCC、意識してみてはどうでしょうか。
次は合宿では一昨年体調不良、去年出場3分で怪我となり今年3年連続3回目の挑戦でついに完走を遂げた坪井くんです。