磯金から紹介を受けました、福原です。
汗っかき同盟の磯金くんに抜け駆けすることになったのは心苦しいですが、彼の分まで涼んでこようと思います。
今回は、先代の草野キャプテンから受け継いだフィットにまつわるいくつかの事件についてお話したいと思います。
遡ること一年前、我らがキャプテンから「フィット、いらん?」というお誘いを受けました。大学生なのに車を持てるチャンスがキタ!と浮き足だった私でしたが、うまい話には裏があるもの。11月にはフィット停止!キャプテン練習に遅刻(?)事件が起き、一時は「これ大丈夫か・・・?」と思うこともあり、慎重に検討を重ねることとなりました。
しかしながら、キャプテンの「修理したから!」という言葉とロマンを信じ、同期の富山・吉原と共にフィットを共同所有するに至りました。ここからは、フィットにまつわる様々な事件を紹介していきたいと思います。
①助手席ドア、ガタガタ事件
ある日を境に、助手席ドアが走行中にガタガタと音を立てるようになりました。時を問わず、ガタガタガタ…..高速道路なんて走ったら外れるんじゃね?と不安になりました。
ある日、ドアの金具を締め直そうとドライバー片手にドアに向き合った直後、車フレームの内部へ何かが落下する音が響きました。そう、ドアの留めネジのナットが、手の届かない構造の内部に吸い込まれてしまったのです。
取り返しのつかないことをしてしまった時、焦りより落ち着きが勝るもの。試しにドアを開け閉めしてみたところ、ドアは見事にバウンドし、私の手元まで帰ってきてしまいました。
落ち着きフェーズが終わり、私にも焦りが見え始めました。どうしたら良いのか、どうすることもできないのか。合理的な判断ができない・知識がない状況で頼れるのはGeminiしかいない!Geminiくんの指示に従い、フィットの内部のゴムやカバーを剥ぎ取りながら、なんとかナットを救出することができ、ことなきを得ました。
②フィット異臭事件
ラグビー部員が乗る車に異臭はつきもの。原因はさまざま。シートに汗が浸透したり、足が臭いのに靴を脱いだり、銭湯で使ったタオルを濡れたまま放置したり、マックを食べてゴミをそのままにしていたり…
しかしながら、これらの一時的・突発的な異臭ではなく、我々は原因不明の慢性的な異臭に悩まされていました。あまりにも長期間にわたったため、次第に鼻は慣れ、違和感を覚えることは無くなっていきました。
ある日、後部座席シートの下に真っ黒な「何か」を発見しました。それは、真っ黒の穴がぽっかりと浮かんでいるようで、眺めていると吸い込まれてしまいそうな、底知れぬ恐怖を私に覚えさせました。
あれはなんだったのか、今でもわかりません。人間には踏み込んではいけない領域があると、その時はっきりと悟りました。
毎晩、後ろに「何か」があるという恐怖から背後を振り返ることはできず、見て見ぬふりをしながら「何か」を吉田から宇治まで運び続ける毎日。心も身体もすり減り、いつしか異臭はそこにありながら、私の知覚するところでは無くなっていきました。それと時を同じくして、ある怪事件が起こります。
③フロントガラス、足跡事件。
大雨のある日、夕方で薄暗く突如としてフロントガラスに足跡が浮かび上がってきました。そうでなくとも「何か」の恐怖に支配されていた私は、運転中に思わず声を上げてしまうほど恐れ慄いてしまいました。
足跡なんて、フロントガラスにつくはずがありません。心霊スポットにつく血の手形ならまだしも、足跡なんて聞いたことがありません。紳士的な我々が靴を脱いで足をダッシュボードにあげるなんて野蛮なことをするはずもなく。
謎は謎のまま、デフロスターをMAXで浴びせると、足跡はまるで初めから存在しなかったように、消えていきました…
④その後
このような怪事件が立て続けに起こりながら、どうすることもできず、毎晩震えながらフィットを運転する毎日。必死にハンドルを握り込み、前だけを凝視して運転する日々も、梅雨と共に終わりを迎え、7月がやってきました。
あの事件のトラウマも和らいできた頃、久しぶりにフィットに乗り込むと、そこには地上の楽園が広がっていました。
ピカピカに磨き上げられた車体。透き通るようなフロントガラス。埃一つないマット。「何か」も取り除かれ、車内にはフローラルの香りが漂っていました。
そう、エイシによってフィットは見事に生まれ変わったのです。ありがとう、エイシくん。我々がいない間、フィットは彼が愛情を持って乗り続けてくれることでしょう。
草野キャプテンから受け継いだ歴史あるフィット、後輩たちも憧れ、いつの日か所有したいと考えているのではないでしょうか。まだ、我々のあとをどうするかは未定なので、興味のある後輩は早いうちに声をかけてください。
次回は吉原です。ハイデラバードで筋トレとカバディに励み、チームを牽引するNo.8に成長して帰ってくることでしょう。

